SRM（エス・アール・エム）

Standard Reference Method（標準参照法）の略語。

ASBC（アメリカ醸造化学者学会）が1951年に採用したビールや麦芽の色を表現するための単位。
波長430ナノメートルの光を0.5インチ（1.27センチ）のセルに通して吸光された値を10倍にしたもの。
数値が低いほど色が薄い。

EBC（ヨーロッパ醸造学会）が定めたEBCという表現は、波長430ナノメートルの光を1センチのセルに通して吸光された値を25倍にしたものです。

よって、それぞれの値は以下のように換算することが出来ます。

SRM = EBC × 0.508
EBC = SRM × 1.97

SRMとEBC

ビールの色は麦芽に由来するため、麦わら色→琥珀色→茶色→黒色と濃い色へと変化していきます。